ミニマリストになりたい方にオススメのワーホリ

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写真はこないだ覗きに行ったマンチェスター大学のメインゲート(?)。この日はいい天気で、お散歩日和でした〜^^❃

 

さて、本題ですが、自称ミニマリストのナナおばさんはワーホリの一つのメリットは、「断捨離がストレスなく捗る」という点ではないかと思っています。今日はそんなところを書いてみようと思います。

 

 

ミニマリストのきっかけは?

 

まずは私のミニマリストを意識し始めたきっかけをちょろっと…。

元々、モノへのこだわりが強い方で、特に20代前半は服に始まり、いろんな小物類から食器に至るまで欲しいものや買えるものは結構ガンガン購入している時期がありました。物欲を満たすことは、現実(特に仕事)と理想のギャップを埋めるための一種の逃げ場でもあった気がします。

そして、基本的にものは大切に使うので長持ちで、それに加えてお気に入りだから捨てられない、結構高かったから捨てられないなど、物が出るサイクルが遅い。なのに入るサイクルは結構早い。そうなると、どんどん溜まっていく…。

 

でも、海外出張を1年間したことをきっかけにその負のサイクルとも卒業することができました。

出張は1ヶ月を予定していたので、必要最低限しか荷造りをせず、後のモノは家に放置。しかし、その後その出張は延長に延長を繰り返し、結果的には約1年となりました。(途中2、3回は一時帰国していますが、その間もほとんど仕事していましたのでモノの整理整頓はノータッチ。)

 

そして久しぶりに家に帰ると、約1年放置されたモノたちが待っていました。

 

あ・・・。もう、いらないか。なくても365日暮らしていけるわ

 

そんな風に思ったのを今でも覚えています。

たった1年ですが、全然目にしないと結構廃れるもんですね。海外出張中に自分の価値観にも変化が出てくるので、全然魅力的に映らなくなる。

たまたま同時期に「ミニマリスト」関連の情報が一斉に出始めたのでそういうのを読み漁るうちに、「あ〜、これか〜今の私は。」とミニマリストを意識するようになりました。

 

ワーホリがミニマリスト化に一役かう理由

ここからは、ワーホリに興味ある!ついでにミニマリストにも!という方向けにワーホリをすると何が起こるかをミニマリスト目線でお伝えしていきます。 

 

絶対発生する荷物制限

荷物制限、しょっぱなこれです。飛行機に乗るにはこの制限内でやりくりしないといけないので余分なものは控えなければいけない。必然的に断捨離は捗ります。もちろん、ラッゲージ3つにアップグレードとか、追加料金で多少は制限を拡張することはできますが、費用の問題もからむので大体の人が大きいスーツケース1つか2つに収めます。

 

移動が多い

ワーホリが始まると引っ越しを繰り返したり、周辺国を周遊したり、日本に一時帰国したりなど、何かと移動がつきもの。

その度に、荷物が多いと苦戦します。ロンドンの地下鉄はいまだに階段がメインだったり、荷物に加えて傘をさしたり、道もガタガタだったり、とにかく荷物が多いだけでストレス。毎回のパッキングも大変。

 

不便さに慣れてくる

上記のように荷物が多いと邪魔くさい場面が多々あります。そうすると減らすようになります。それを繰り返していると、少ないモノで何とかすることに慣れていきます。最初は不便だし、気分的にはお洒落をしたいときもありますが、周りを見てみるとみ〜んな、そんな感じ。ヨーロッパ人もジーパン、Tシャツ、パーカー。ポーチも持たず、なんかわからない袋にぶっこむ。笑 (←これは真似する必要はないですが、日本人女子って物凄く対照的です。)

ストレスに感じるほどにモノを減らす必要はありませんが、耐性ができてくると工夫するようになり、楽な部分も見えてきます。

 

本帰国のことを考える

そう、ワーホリには必ず期限があります。現地でビザサポート付きで雇われる、もしくは現地の方と結婚するなどがない限りいつかその国での滞在は終わります。

そうなると、最後その国から離れる時にスーツケースからはみ出たぶんは、①日本に送る、②現地に置いていく(捨てる、あげる、寄付する、売る)の大きく分けて二択。

ここはお財布との相談になりますが、イギリスワーホリの場合はMAX2年なので滞在中にモノがかなり増え日本に送る方もたくさんいます。でも、無駄なモノは極力増やさないことをおすすめします。日本に送ったとしても、帰国した瞬間にその価値観が終了することもあるからです。

 

モノではなく経験を買う傾向にある

個人差はありますが、何かのスクールに通ったり、旅行したり、パブに行っておしゃべりしたりなど経験を優先に支出する傾向にあります。また、友人へのプレゼントなどを購入する機会も日本よりは自然と減るのではないでしょうか。

 

モノをもらう機会が増える

二つ上の項目であげた「②現地に置いていく」というのは、逆にもらう機会も増えるということです。服や調理器具、電化製品なんかは、友人知人からもらう確率が高いです。後に、それをまた別の友人にあげたりもするので、自分のモノと言うよりは、レンタル(?)のような供用物の感覚すらします。

 

質やデザイン、コストパフォーマンスの問題

私は日本製品に絶大な信頼を置いているタイプなので、そこらへんはご容赦いただきたいのですが、海外製品は往々にして質が低い。衣類は、買ってすぐ縮む、ヨレる、破ける、ほつれる、ボタンが取れる、穴があく…これらは、デフォのように起こります。

また、食器や調理器具はデカイ、重い、嵩張る、デザインがいまいちなどなど要は使い勝手に問題が起こります。

そのうえ20%の税金がのるので、質の割に日本より高めに感じます。もちろん、イギリスにも良いモノは存在するのですが高いですし、帰国時に置いていくことを考えると「買わない」という結論に…。

 

まとめ

このように、幾つかのポイントがあってそれをクリアしたもののみを購入するようになるので入るサイクルが緩やかになり、2年着倒してバイバイ!など出るサイクルもある程度明確になっていくので手放しやすくなります。

モノが多くてごちゃごちゃしたよくわからない生活から卒業したい!という方にはぜひオススメしたいワーホリです^^

(出国前のミニマリスト化の記事もいつか書こうと思っています〜w)