英語学習者の悩み|マンチェスターでの語学学校の選び方

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写真は、何でもないけど貼ってみました。笑 一応マンチェスターw

 

私は以前EF(Education First)マンチェスター校に24週間通っていました。EFというとそれなりに高額なイメージがありますが、実際の質や通ってみた感想などを書いてみようと思います。

 

24週ですと、約半年のコースになるので大きな出費です。これから、渡英される方、現地の語学学校に通われる方の参考資料になれば幸いですが、これはあくまでも一人の感想、体験談にしかすぎません。全てを鵜呑みにせず、あくまでも無数にある語学学校に対する情報の一つとして、使っていただければと思います。

 

 

メリット

25歳以上大人向けコースがあること

私の中では、これは非常に大きな決定要因になりました。自分のように社会経験を経てきている学生が多いので、落ち着いていて居心地が良かったです。また、授業料払えるだけの仕事についている人が多く、比較的優秀な人が多い印象でした。

 

 

先生はほぼ全員ネイティブスピーカー

マンチェスター校ではほぼネイティブスピーカーでした。想像するに、90%を超えるんじゃないでしょうか。中には、きっとオリジナル言語は違うんだろうな〜と思わせる方もいましたが、訛りが気になるというほどではなかったですし、むしろそういう先生は学習方法を知っているので良い点もあります。

また、マンチェスター生まれ、マンチェスター育ちの地元っこもいるので現地の学校の様子だったり、日々のマンチェスターライフを交えながら授業をしてくれたりもします。

 

卒業後もiLabで勉強が可能

確か、卒業後の半年間はiLabでネットプログラムを利用することが可能です。アカウントは、在学中と同じものがそのまま残っています。学校に通わなくなると途端に勉強しなくなってしまったり、質が下がってしまうこともありますが、iLabはある程度の学習時間をキープするのを手助けしてくれます。

 

日本人率が低い

クラスによりますが、自分のクラスで日本人と被ったことは24週のうち2週間しかありませんでした。クラスは英語で話すので、日本人がいるとどうこうというわけではありませんが、私はどこか意識してしまうので日本人が少ない方が自分には向いているなと思いました。

 

出国前にすべての支払いが完了する

EFの場合、授業料・宿泊費・教材費を全て支払ってから現地入りするので、全て揃った状態でスタートできます。勝手がわからない土地、情報が少ない土地でも安心してスタートすることができます。

レートの関係もあるので一概に言えないのですが、現地で授業料、宿泊費、交通費、教材費を半年分用意するとなるとレートが良い時は良いですが、レートが悪い時は大損する可能性もあります。(現地ですでにGBPで収入がある方は別です。)

 

 

デメリット

ホストファミリーの質

EFは宿泊先が授業料に含まれています。なので、二人部屋のホストファミリー宅に滞在が基本形です。一人部屋や学生寮、ホテル滞在を希望することも可能ですがその場合は追加料金が発生するシステムです。

このホストファミリーの質には非常にばらつきがあるため、不満がある生徒もかなりいたことは事実です。食事の問題、宗教の問題、衛生的な問題、金銭の問題…あげるときりがありませんが、これは他人と暮らせばそれなりに摩擦は生じるのである程度仕方がないことですし、EFだけで起こる問題でもありません。

解決策としては、自分の中で何が一番重要かを決めてそれがダメな場合には根気強くアコモデーション担当者と交渉することだと思います。または、友達から念入りに情報収集してその家に空きが出た際に名指しでそこに移りたい!と伝えるかです。

ちなみに私が滞在していた家は、シャワーは壊れていて使えない、コンロは電気工事が完了していなくて使えない、Wi-Fiなし、食事満足いくものではない、通学は片道1時間半かかることもある、という状況でした。それでもその家に約5ヶ月ほど滞在。その理由は、ホストファミリーがネイティブだったこと、ルームメイトが大好きだったこと、ナイトバスが必要だったこと、生活に必要な店は家のすぐ近くにあったことです。

 

授業料

授業料は高めです。もっと安い語学学校はたくさんあります。ただ、宿泊費込みの値段であることは考えてみてくださいね。

逆にこれだけの投資をするのだから、本腰入れて勉強しよう!この期間に集中しよう!という意欲が湧いたのは確かですし、自分だけでなく私の友達もそういう人が多かったのでこれはある意味メリットだとも思います。

 

資格や公的な証明書は得られない

ホストマザーの「学校っていくら払ったの?」という下世話な質問から始まったのですが、この学校に通っても何も得られる資格がないという事実に彼女は驚いていました。

これだけ払って、こんなに毎日学校に行って最後は何も得られないの?!という驚き。

言われてみるとそうだな〜とちょっと思いました。

確実にレベルが上がってることは実感できましたが、実際にはケンブリッジIELTSTOIECなど自分で試験を受けないと履歴書にはかけないです。しかし、学校ではそういった試験を実際受けたよ!という友人から話を聞くことはできます。

日本ではTOIECばかりが指標とされているようですが、国や目的ごとに必要となる試験が異なります。海外での就職、進学を視野に入れている方は、必要となる試験対策がその語学学校でできるかがポイントになるかもしれませんね。 

 

以上、長々と書いてしまいましたが、どんな学校に行き、どんな生活を送るかはあなた次第!マンチェスターの語学学校は、スイス、イタリア、スペイン、フランスをはじめとしたヨーロッパからくる生徒が多く、交友関係を世界に広めるには絶好の場です。